SSブログ
こんなことを考えている ブログトップ
前の10件 | 次の10件

今年の総括 [こんなことを考えている]

今年も大晦日を迎えました。ということで、今年の総括です。

今年は、ここまで364冊、ページ数としては79,000ページ弱でした。途中までは年間目標の365冊には届かない状況でしたが、爆笑問題のNHKの番組の本を見つけて全部読むことで冊数を稼ぐことができましたから、364冊まで来たようなものでした。

具体的にどんなものを読んでいたかは、左側に本棚を用意しているので、ここに読んだ本は並べていますので確認してもらえたらと思いますが、ブログにまでピックアップしたい本はそれほどない(書く気力も途中でなくなっていたこともありましたし)一年ではありました。

そんななか、今年読んで面白いと思ったのはやはり裁判員制度が始まったことに関連したものでしょうか。「裁く」ための練習帳―裁判員の必読本や、裁判員のためのかみくだき刑法 (学研新書)などは、実際に裁判員に選ばれるとどのようになるかがよく分かります。ただ、ここまで見ていると裁判員制度の裁判は、厳しい方に引っ張られる傾向があるように見えてしまうのは、果たしてこの制度が機能しているのか疑わしい部分でもあります。

他には、数少ない小説であるジェフリー・ディーヴァーのシリースは、読み始めると止まらないいい作品が多かったように思います。ウォッチメイカースリーピング・ドールを今年は読みました。

意外と面白かったのは、天皇陛下の全仕事 (講談社現代新書)でしょう。新書としては300ページを越える厚さで、その厚さが天皇陛下の仕事の多さを示していました。おそらく明日の朝も同じように祭事を行っていることでしょうが、その役割の歴史の重さを感じます。たしかに簡単に後継を決めてなどは言えない部分があるのが、皇室だと。

読んで辛かったのはマーヴィン・ゲイ物語 引き裂かれたソウル (P‐Vine BOOKs)です。マイケル・ジャクソンの急逝もあって、予想以上に検索からのアクセスがありました。その内容の厳しさとページ数の多さから考えると、読み終えた人がどれくらいいたのか・・

変り種としては、ユダの福音書関連が面白かった本でもあります。キリスト教徒ではないからこそ、ユダの関連した本を平気で読めるのでしょうが、もしかしたら古代キリスト教が根底からひっくり返るかもしれないので、今後の研究を楽しみにしたいものです。

12月から新しい仕事を始めたため、なかなか本を読むこと自体が大変になりましたので、今後さらに更新のペースが落ちるであろうと思いますが、読める範囲で読んでいきたいと思います。一応目標は、200冊ぐらいにしておこうと思います。

たいして面白くもないブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。

nice!(1) 
共通テーマ:

テレビが壊れました [こんなことを考えている]

大体11年ぐらい使っていたブラウン管テレビがついに息絶えてしまいました。

もともとテレビなんてほとんど見ないので、なくてもそんなにつらくはないのですが、パートナーがテレビがないとつらいタイプなので近々買いに出かける予定ではあります。本当は地デジ開始まで持たせて、それ以降は「テレビが映らないからNHKの受信料は払いません」と言えたら面白いだろうなと思っていたので、その前に力尽きたのはちょっとばかり残念でした。

しかし、このテレビがない期間は、実に静かなものです。テレビを平日に一日つけていると、それこそ同じ内容を繰り返し繰り返し見せられることになります。それこそ朝6時ころから、日付が変わるまでです。これだけ繰り返し同じコトを見せられると、人間考えることをしなくなりますね。そして、テレビで報道していること=常に正しいことというようなイメージを持ってしまう勘違いした人間が量産されていることも、改めて実感します。

だいたい今放送されているテレビ番組は、フォーマットがほんの数えるほどしかないので、どこのチャンネルにしても内容も出ている人間も変わりませんから、見るだけ無意味というものです。

・同じ映像(だいたい30秒程度に編集されたもの)を繰り返し流すニュース番組のフリをしたワイドショー
・とにかくクイズ(知識の量を競うものも、知らないことを競うのも含めて)
・関西人が仕切る、ゲストがたくさん雛人形のようにならぶトーク番組
・やたら変死体が出る観光地を紹介しているとしか思えない2時間ドラマ
・ごく稀にスポーツ中継

だいたいこんなもんでしょ、テレビのフォーマットは。最近はテレビで話しているコトバを聞くのではなく字幕を読むばかりなので、しゃべるタイミングより先に言ったことが字幕で出てしまうので、伝えようとしているニュアンスもへったくれもないものばかり。

テレビをよく見ている=洗脳されていて、テレビがある意図を持って番組を作っていて、その方向に持っていこうとしていることに気がつかない人ばかりが増えているのかなと、改めて思います。よくよく考えたら、在京キー局はバックに新聞社が張り付いているのだから、その新聞の意図が少しずつ見え隠れしていますからね。

もうすぐ新しいテレビを買いますが、ミスリードだけはされたくないですなぁ。
タグ:テレビ
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

2度あることは3度ある? [こんなことを考えている]

まぁ、今日往生際の悪い総理大臣が小規模ながら内閣改造を行いました。

思い起こせば、前の総理大臣(私はあなたとは違うんですという暴言で締めくくった人だった)も、辞める直前に同じように内閣改造を行って、そのあとすぐに投げ出しました。

さらにその前の総理大臣(健康問題で辞めましたなぁ)も、同じような道をたどって投げ出しましたなぁ。

これで3度目ということは、やはり「2度あることは3度ある」なのか、「3度目の正直」なのかはわかりませんが、このままだと同じ道をたどるんだろうなぁとぼんやりと思っています。ただ、今の総理は「先送り」だけぶれていないので、総理を辞めるのも先送りになるのではと心配しています。

いずれにしろ、まもなく総選挙がやってきます。解散なのか任期満了なのかもわかりませんが、いずれ選挙があるのは確実です。

となると、有権者としてできるのは、まともと思える候補者に投票するぐらいです。私が注目しているのは山口4区、群馬4区、そして福岡8区の有権者の行動です。もちろんこの選挙区は過去3代の総理大臣の選挙区です。

3人目も政権を投げ出すのかはまだわかりませんが、そのような人物を改めて当選させるような有権者は、いよいよ人を見る目がないということになるはずです。少なくとも私はそう考えます。

そして、こんな総理を3代続けて自分たちの党の総裁に選んだ自民党の議員の人を見る目のなさもやはり考えた方がいいんじゃないかと強く思います。

こんなブログでダラダラ不満を言っても、結局当選するんだろうから、日本の先に期待が持てないのかなぁと。
タグ:内閣改造
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

携帯所持規制条例可決 [こんなことを考えている]

石川県議会が小中学生の携帯所持を原則禁止する条例を可決しました。

この条例は、子どもたちを有害サイトや携帯を使ったいじめから守るために制定されたようですが、「危ないから遠ざけることで安全を確保する」という意図なのでしょう。

では、この子達は、いったいどのタイミングで携帯を持つことになるのでしょうか?そして、安全に使うことを、その時点ですぐに対応できるのでしょうか?

私の個人的な意見としては、「危ないものを遠ざける」という考え方は大人の上からの目線による過保護と感じます。危ないものは世の中にいくらでもあるのに、引き離すことが短期的な解決にはなるでしょうが、それが果たしていいのかどうかはわかりません。

今回の条例、おそらくコンセプトを極端に短くすると次のようになると思います。

「子どもたちを『有害サイトや携帯を使ったいじめ』から守るために『携帯電話』を禁止する」

抽象的に表すことにして、次のように書き換えます。

「子どもたちを『A』から守るために『B』を禁止する」

では、このAとBに別のものを入れてみます。

「子どもたちを『肥満』から守るために『ファーストフード』を禁止する」
「子どもたちを『手を切ってしまうこと』から守るために『包丁を使うこと』を禁止する」
「子どもたちを『突き刺すことのケガ』から守るために『鉛筆などの筆記用具』を禁止する」
「子どもたちを『交通事故』から守るために『車』を禁止する」

コンセプトは同じですよね?でもここに挙げた内容は、なんとも違和感を感じませんか?携帯所持禁止条例も、私はこれと同じ違和感を感じます。

つまるとこと、世の中にはさまざまなリスク(あるいは危険と言い換えてもいい)があるのに、そのリスクがどのようなものなのか、どうしたらそれを回避できるのか、あるいは回避できないならばリスクを小さくするにはどうしたらいいのかを教えないでただ単に「危ないから禁止」では、子どもたちに危険について考える機会を奪うようなことになるのではないかと。

今回の禁止条例も、なぜ子どもたちに「なぜ危険なのか」「どう使ったら安全なのか」「それでも避けられないリスクはどのようなものがあるのか」を教えないのでしょうか?危険=禁止という単純な図式が蔓延していることの方がはるかに危険ではないかと思うのです。

教えないのは大人の怠慢だと思うのですが・・・
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

マイケル・ジャクソン死す [こんなことを考えている]

今日一番の大ニュースは、やはりマイケル・ジャクソンが亡くなったことでしょう。

個人的にはリアルタイムでオフ・ザ・ウォール、スリラーを聞いて、そしてプロモーションビデオを見てきましたから、あの「80年代前半」ぐらいまでがよかったなぁと思うのですが。

ちょうどテレビでスリラーのプロモを全編ノーカットで放送していましたが、すでに27年前の作品なのにそのクオリティの高さを改めて実感します。それこそこの曲がきっかけとなってMTVが全盛を迎えるわけですが、もうこれだけの音楽とプロモーションビデオは見ることができないのでしょうね。

だからこそ、今の音楽を作る側・提供する側のすぐにカバー・トリビュート・コンピレーションに走る志の低さを実感します。

ここ10年ぐらいはスキャンダルまみれでしたし、音楽としても頂点を見てしまった関係で今回のように亡くならないとその偉大さが分からない時代なのかもしれません。

「死んだら、誰でもみんないい人」

マイケル・ジャクソンも同じなんですかね?

ご冥福を祈ります。


オフ・ザ・ウォール(紙ジャケット仕様)

オフ・ザ・ウォール(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: CD



スリラー(紙ジャケット仕様)

スリラー(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: CD



nice!(1) 
共通テーマ:音楽

岩手・宮城内陸地震から今日で1年 [こんなことを考えている]

今日で岩手・宮城内陸地震から1年となりました。

1年前のあの日、土曜日の朝にあの地震が発生し、緊急地震速報を初めて体験した日でもありました。

あれから1年、ようやく行方不明だった夫婦の遺体が発見されたり、復興に向けて地元の方ががんばっている姿が報道されていますが、やはり大きな地震が発生すると改めて大変なことになることを実感するも、時間が経過するとあのときどうしなければならないかという記憶が薄れていきます。

おそらく次に地震が来たらまた同じようにあたふたすることでしょう。でも、このように記録を残しておけば、いくらかは役に立つのではと思っています。

タグ:地震
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

今年もこの季節が来ました [こんなことを考えている]

仙台では、四季を通じて様々なイベントが行われます。商売っ気が強いものや、地元民でも見に行かないものもいくつかありますが、今週の日曜には、「とっておきの音楽祭」が行われます。

とっておきの音楽祭とは、今年で9回目ですが障害者も健常者も一緒に音楽を楽しもうというものです。

当日は仙台市中心部にステージがたくさん組まれて、そこで障害者も健常者も一緒にステージに立ちます。

「みんなちがってみんないい」

これがコンセプトです。私も知り合いに障害を持つ人が何人かいますが、それを「かわいそう」と思うのはあまりに単純です。私は「それもひとつの個性」と考え、やることが難しそうなことは手伝いますがごく普通に接することにしていました。

ひとつの音楽イベントとして、時間がある方は、ぜひ見に来ませんか?

nice!(0) 
共通テーマ:音楽

新型インフルエンザについて [こんなことを考えている]

先日、日本でも新型インフルエンザの感染者が発見されました。それまで散々空振りをしていたので「狼少年」状態になるかとも思っていたのですが、現在の状況を考えると、日本だけ感染者が出ないなんて考えにくいとは思っていましたが、やっと出ましたね。

日本人は、抗菌・除菌グッズに囲まれたある意味ひ弱な人種です。ですから、本当に新型インフルエンザが入ってきたら大変とは思いますが、それ以上に、季節性のインフルエンザで亡くなる人も多いという事実です。だから、「世界中で新型インフルエンザで○○○人亡くなりました」などという報道を聞いても、「日本国内でそれ以上に季節性インフルエンザで亡くなっているのに」と。

現在水際で阻止しようとさまざまな対策を行われてはいますが、阻止する=新型インフルエンザのウイルスを日本国内に持ち込まないというつもりなのでしょうか?どう考えてもそれは無理だろと思いますが、普通のインフルエンザと同じ対策と、感染しても発症しない体力を維持する方がはるかに優先順位が上だと思うのですけどね。

実際は、まだ毒性が強いわけではないので、感染=即死ということではないはずですが、どうにも最悪のシナリオを想定していて、それだけを強調するようにマスコミが報道していることの方が不安になります。不安を大きくあおっておいてそのままハシゴを外すようなことをするのがマスコミですからね。

まぁ、体力が落ちていたらどんな病気でも致命傷になることは当然ですから、私はよく寝てよく食べて体力を維持して、精神的にストレスを感じる今の仕事をどうにかやり過ごして今回の騒動を乗り切りたいと思っています。ある程度体力自慢だからこその作戦なんですけどね。


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

祝!WBC優勝 [こんなことを考えている]

第2回のWBCも、日本の優勝で幕を閉じました。

監督を誰にするとか、中日の選手が全員辞退したとか、様々な話が最初からありました。監督が決まっても本当に勝てるのかなど、それこそありとあらゆる話がありました。

高校野球でトーナメントに慣れている人間としては、韓国と最終的に5回も戦わなければならない組み合わせの不思議もありました。結局、日本が優勝しましたが、勝ち負けの数だけで行けば日本は7勝2敗、韓国も6勝3敗でした。結局、日本も韓国も、負けたのはお互いのチームだけで、他の国には1敗もしなかったことになります。

ホームランを打てる選手がほとんどいない日本代表ではありましたが、投手が他のどこよりも断トツにいいので、打たれなければ負けないという日本の野球らしいプレー振りでした。

個人的には、今回の監督が「有り余る戦力を使うこと」に慣れている監督だったので、このような代表チームには向いているのかもしれません。

あとは、落合中日監督がどんなコメントを出すのかを楽しみにしたいと思います(笑)
タグ:WBC
nice!(1) 
共通テーマ:スポーツ

世界的に本当に不況のようで [こんなことを考えている]

今回はちょっとヨタ話です。

私は競馬をやります。もちろん国内(というより中央競馬)が中心ですが、世界の競馬も勝負するときがあります。その世界の競馬の代表としてドバイのゴドルフィンが世界中から参加者を集めて行われる「セブンスターズ」という企画があります。

毎年ゴドルフィンの何百頭という持ち馬から自分の馬を選択し、その馬の活躍をポイントに換算して世界中でそのポイントのランキングを競うというもので、上位の成績を挙げた人間は今週末に行われるドバイワールドカップに招待されて賞金をもらうことができるというものでした。優勝者には昨年はたしか10万USドルぐらいもらえるものでしたが、今シーズンは来週にドバイワールドカップが行われるのにお誘いのメールが届きません。

主催者がドバイの首長でUAEの副大統領なのですが、ポケットマネーで(そう、賞金からファーストクラスでの招待からすべてポケットマネーで)行っていたイベントも、今年は行えないくらいやはり不況なのかと改めて実感しています。

産油国ですらこれですからね。日本も押して知るべしです。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | 次の10件 こんなことを考えている ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。