だらしない人ほどうまくいく [100番台]
きっちりすることのコストを考えてみる。
私は、はっきり言うとだらしな系の人間です。でも、だいたいこの辺にモノがあることは把握しているので、困る事はありません。でも、見た目まったく片付いていないので、家人からは相当イヤがられています。
で、昨日思い切って久しぶりに整理をしたら、見事に朝の出勤時に携帯電話を忘れてしまう始末(笑)。いつもと違うところにあるだけで習慣から外れてしまっての失敗でした。いあやまいった(笑)
実際、きっちりするにはそれ相応の時間がかかりますし、片付けたらその後必要になったときに改めて探す手間が発生します。そこまで考えて、きっちりするのはやっぱり大変です。
個人的には、使いたいときに見つからないのは無いも同然と思っていますから、きっちり系はあるはずのものを「無いも同然」にする作業に近いわけです。
会社でも、計画をきっちり作ってしまうと、環境の変化や新技術が出てきたときに身動きが取れなくなってしまうことを考えると、やはりだらしな系を少し含ませるのは、いいことなのかもしれない。
もっとも、この本の最後に出てくる「病的なだらしな系」はさすがにまずいと思うけど・・・