ポテチを異常に食べる人たち [400番台]
ポテチを異常に食べる人たち~ソフトドラッグ化する食品の真実~
- 作者: 幕内秀夫
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
心当たりのある人は手を挙げて。
最近、すっかりいわゆるスナック菓子を食べなくなりました。お金がなくて食べるのに困ってから、食べなくてもいいようになったというのが本当ですが、よくお菓子を主食のようにしている人はたしかにいます。
その中でも、ポテトチップス通称ポテチは、たしかに食べだすと止まらなくなりますが、これは著者言うところの「うまみカルテット(甘味・うまみ・脂肪・塩味)」が非常に強調されたものとなっています。だから食べだすと止まらないということですが、これが食事になっているのはとても危険なことです。
ちょっと考えてみても、カロリーはありますが食事の代わりにはなりません。しかし、食べだすと止まらないのも事実です。ある種の依存症とすら言えるのではないかというのが著者の主張です。
親が小さいころからスナック菓子を買い与えると、どうしてもその強烈な味覚じゃないとおいしいと思わないのですから、将来がとても不安になります。そして、大量に買い込んで袋から直接食べるような食べ方をしている人は、もう依存症と思っていいでしょう。
自分の食べ方を、一度振り返ってみてください。依存症になっていると思いませんか?そう、ポテトチップス専用箸なんか使っているあなた。
タグ:ポテトチップス