超訳ニーチェの言葉 [100番台]
ある著者を読むタイミング。
書店でもけっこう場所を取っている本です。ニーチェというと、予想以上にハードルが高いように感じますが、読んでみると、今でも通用しそうなことを語っています。ということは、時代はニーチェのころから劇的に変化したように思えても、それは人間を取り巻く環境が変わっただけで、人間の本質はほとんど変わっていない(進化していない?)ということの証明かもしれません。
で、この手のちょっと手を出しにくい感じのする本(心理的なハードルが高い本)が、よくありますが、読んでみると必ずといっていいほど「若い頃に読んでおけばよかった」と思います。今回のニーチェも、同じように感じたものの、もうひとつ「もしかしたら、これを読んで理解できる年になってから読むべきなのか?」とも考えてしまいました。
本を読むタイミング、今度ゆっくり考えてみたいと思います。
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