閑休自在 悠々自滴 異口同飲 [600番台]
センスの光る広告を読むのも楽し。
手に取ると分かりますが、非常に不思議な形をした本です。これは、実は原寸大にするためにこのような形になったようですが、開けてみるとすべてサントリーのウイスキーである山崎の広告となっています。
これは、毎月1回新聞のテレビ欄の横に出ていたもので、季節の話題とその内容をウイスキーに絡める内容のボディコピーが書かれているものです。12年ぐらい続いたもので、それを全部集めて読むとその内容の秀逸さに改めて感心します。
ウイスキー、それもサントリーの山崎となるとやはり大人の酒というイメージがありますが、広告もやはり大人のテイストがいっぱいにあふれているものとなっています。開高健や山口瞳から続くサントリーの広告の底力を感じさせる1冊です。
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