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世界のエイプリルフールジョーク集 [900番台]


世界のエイプリルフール・ジョーク集 (中公新書ラクレ 271)

世界のエイプリルフール・ジョーク集 (中公新書ラクレ 271)

  • 作者: 鈴木 拓也
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 単行本



ま、四月じゃないですけどね。

例えば、こんな話があります。

Googleの検索には、PigeonRankと呼ばれるウェブページのランク付けのシステムがあります。実は、これはたくさんのコンピュータの前の鳩(!)が、ウェブサイトを選別しているというものです。

もちろんウソですが、これが2002年のエイプリルフールに発表されたものです。海外、特にイギリスにはエイプリルフールに渾身のウソ記事を書く傾向があります。そしてそれをちゃんとジョークとして受け入れる素養があるのがイギリスだったりします。

となると、日本ではどうか?その昔、朝日新聞が2年ほど同じようにエイプリルフールにウソの記事を書いたのですが、逆に「朝日がウソの記事を書くのはけしからん!」と抗議が来たとか。それで朝日はやめてしまって、日本では東京新聞が毎年頑張って記事を書いているとのことです。

その渾身の傑作が「シマウマの競馬開催へ!」というものです。合成写真で芝コースを疾走するシマウマの写真まである傑作でした。この本は、このような記事ばかり集めたものなのです。エイプリルフールの記事を楽しむことが主眼ではなく、文化の違いを感じることがこの本の最大のポイントかもしれません。日本では無理、でもなぜ海外ではそれが受け入れられるのか?日本人に余裕がなくなったのでしょうか?

その昔、「史上最低の遊園地」なんて傑作があったんですけどねぇ。
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