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世界でもっとも阿呆な旅 [200番台]


世界でもっとも阿呆な旅

世界でもっとも阿呆な旅

  • 作者: 安居 良基
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/11
  • メディア: 単行本



子供のころに地図帳でこんな遊びをしてた。

子供のころ、ヒマなときによく地図帳を開いて、そのページにある変な地名を探すという遊びをしていたことがあります。学校での暇つぶしのひとつですが、変な地名で有名なのが「エロマンガ島」とか、「スケベニンゲン」でした。

実在する地名なのですが、そこに本当に出かけて行った旅の記録がこの本になります。もちろん、海外の変な地名ばかりではなく、国内の変な地名もわざわざ出かけていって、しっかり記録を残しています。

国内はともかく、海外の、それも南米の遠いところまでわざわざ(ちゃんと会社の有休を消化して)出かけていくそのバイタリティは大変なモノです。国内であれば、ちょっと行ってみようかなと思えるのですが、アルゼンチンとなると、地球の裏側ですからね。個人的には国内をうろうろしてみたいと思ってはいます。

ちなみに、この本の中で紹介されているところでは、仙台の鼻毛橋は行ったことがあります。何の変哲もない、普通の橋でした。
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おらほがもし100人の村だとへば [200番台]

書籍情報
著者:島澤 諭
出版社:東北文化出版
出版年月日:2009年8月1日
価格:840円(税込み)
ISBN:978-4-924909-07-6

アマゾンにもない本を紹介するのはどうかと思いますが・・・

天下のアマゾンでも、紀伊国屋にもジュンク堂にも検索して出てこない本が、図書館に新刊として入っていました。もちろん、世界がもし100人の村だったらがベースになっていることはすぐに分かると思いますが、その秋田県版です。

人口の男女比(男47人、女53人)や、年齢別の構成(子供17人、大人83人、そのうち働いている人48人、働いていないお年寄り22人、働いていない大人10人、失業中の人3人)などがほのぼのとしたイラストとともに淡々と紹介されています。特別な解説はありません。どうしなきゃいけないなどという話もありません。本当に淡々とデータのみが提示されているだけの本です。

ですが、そのためにかえってその数字の示す意味を考えてしまうところがあります。例えば次の数字を見て、あなたはどのように思うのでしょうか?

・日本酒は1年間に一升瓶で362本、焼酎は一升瓶で314本、ビールは大瓶で320ダース、みんなで飲みます。
(日本酒はほぼ1日1本、ビールもほぼ1日1ダース!?)

・塩を1年間に1世帯で4940g買っています。日本の平均は2600gです。砂糖は1万160g買っています。日本の平均は7310gです。
(ともに全国一の消費量)

・1年間にひとり亡くなり、ひとり生まれます。ひとり秋田村に移り住み、ふたり秋田村を出て行きます。
(つまり、人口は減少している)

・2~3年に1回、結婚式があり、23年にひとり自殺します。
(東京村では50年にひとり)

・30年後には人口が70人になり、お年寄りが41人、そのうち75歳以上が27人になります。
(半分以上がお年寄り=65歳以上)

これが過疎の県の実態です。法事などでこの2年何度も実家の秋田に帰りましたが、本当に人がいないし、高齢者しか目につきません。酒の消費量は秋田らしいと思いますが、自殺の数字をこのように見せられると、自殺が多いという秋田の、もう一つの面を見せられたようにも思い、複雑な気分です。

あとがきには、著者が掲載を見送ったデータも書かれています。

・平均気温は11.9℃と5番目に寒いです。快晴の日は1年のうち9日、雨の日175日、雪の日107日と、1年の4分3以上、お日さまを見ることができません。

・秋田村の物価はとても安く、日本の中では3番目の安さです。特に食料品は2番目です。

物価の安さは実際に他所の土地に来ると本当に実感します。なぜこんなに高いのかと。

本当の統計数字を見せられても、数字が大きすぎてピンと来ないものばかりですが、このように身近に数字を持ってくると、とたんにリアリティを感じるものになります。ただ、リアルな過疎の県というのも、そこに暮らす人がいるのだから、なんとも複雑な気分です。

著者は秋田大学の准教授の方ですが、こちらにホームページのリンクをしておきますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
タグ:秋田県
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タモリのTOKYO坂道美学入門 [200番台]


タモリのTOKYO坂道美学入門

タモリのTOKYO坂道美学入門

  • 作者: タモリ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/10/16
  • メディア: 単行本



ブラタモリの元ネタ。

最近数少ないお気に入りのテレビ番組にNHKのブラタモリがあります。東京やその近郊の街を本当にぶらぶらと散歩しながらその場所を案内するものです。

東京は、関東平野というものの、意外と坂道が多い場所でもあります。それも、予想以上の急坂があり、以前自転車に乗って都内を走ると大変だったというような話も聞いたことがあります。

その坂道を、歴史やそこから見える風景、周辺のガイドなどを詳しく紹介しているのがこの本です。まずブラタモリの元ネタはこれと思っていいでしょう。本ではわかりにくいことが、テレビだとよくわかりますし、テレビでは詳しく追いきれない部分が、本ではよくわかると補完するような位置付けになるかもしれません。

で、中身を見ると、改めて東京の坂道の多さを知ることになります。○○坂という名前もたくさんあり、繁華街のすぐ横に落ち着いた雰囲気の坂道があったりしますから、東京に出かけて丹念に見て回るとまた新しい発見があるかもしれません。

東京も、元はといえば海岸線がずいぶん入り込んでいた土地だったはず、そのときに陸地だったところとそのころは海岸線だったところに下りていくところが、坂道と考えることもできます。このことを追求した本もありますから、興味がある方はそちらもどうぞ。


アースダイバー

アースダイバー

  • 作者: 中沢 新一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: 単行本



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同い年事典 [200番台]


同い年事典―1900~2008 (新潮新書)

同い年事典―1900~2008 (新潮新書)

  • 作者: 黒川 祥子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 新書



どのページを見ても、面白い組み合わせを発見できる。

はっきり言って事典です。だから、通しで読むようなものではありませんし、どこを開いてもかまわない本です。この本は、単純に1900年から2008年まで1年ごとに、その年生まれた人を誕生日順に見開き1ページに並べているだけです。

単純だからこその面白さがそこにはあります。著者(というより編者か?)も前書きで書いていますが、太宰治と松本清張はともに生誕100年でしたが、早い時期から作家デビューして早々に自殺した太宰と、40を過ぎてからデビューして息の長い執筆生活をした清張が同い年というのは違和感たっぷりです。

個人的に気になった同い年は、次のようなものです。

1942年(昭和17年)
・小泉純一郎と小沢一郎と金正日(微妙な政治家並び)
・ポール・マッカートニーとポール・サイモンとジミ・ヘンドリックス(音楽の方向がなんとも・・)

1948年(昭和23年)
・村西とおる、高田明(ジャパネットの社長)、鈴木宗男、チャールズ皇太子(よくわからん組み合わせ)

1952年(昭和27年)
・坂本龍一、中島みゆき、山下達郎、さだまさし、大橋純子、浜田省吾、吉幾三(まだまだ現役)

1964年(昭和39年)
・温水洋一、近藤真彦、杉田かおる、江原啓之(とても同い年とは思えない)

1967年(昭和42年)
・ねこぢる、坂井泉水、カート・コバーン、本田美奈子、岡田有希子(・・・)

1980年(昭和55年)
・マコーレ・カルキン、マルチナ・ヒンギスと藤川球児、田臥勇太、村主章枝(早く消えるか、まだ現役か)

1984年(昭和59年)
・ベッキー、若槻千夏、関根麻里、木村カエラと杷瑠都、日馬富士、えなりかずき(この男女が同い年?)

1986年(昭和61年)
・柳原加奈子、スザンヌ(並べてもなぁ)
・ダルビッシュ有、ウサイン・ボルト、石井慧(世界に通用する)

1988年(昭和63年)
・田中将大と福原愛(誕生日も一緒)

こども店長と愛子様が同い年と思うと、これもまた微妙というか、愛子様も大きくなったというべきか・・
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前田慶次 [200番台]


前田慶次―武家文人の謎と生涯 (Truth In History)

前田慶次―武家文人の謎と生涯 (Truth In History)

  • 作者: 今福 匡
  • 出版社/メーカー: 新紀元社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本



実在したようだが、本当はどんな人物だったのやら。

一夢庵風流記 (新潮文庫)から始まり、その後
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics)でコミックとなり、最近はパチンコにもなっている前田慶次ですが、果たしてあんなコミックで出てくるような人物だったのでしょうか?

実在した人物であることはたしかなようですが、実は誰の子どもで、いつ生まれて、いつどこで死んだのか、実はほとんどわかっていないのが実情のようです。さまざまな文献を丁寧に追いかけて、できる限り整合性を取っていったものがこの本となっています。

ある意味大変有名になっていますが、まさか誰の子でいつ生まれたかもわからないとは思いませんでした。ですが、教養のあった人物であったことはたしかなようで、源氏物語や連歌などに文献が残っているようです。

また、京都から米沢に向かったときの日記も残されていて、著者によると「他人が読むであろうことが前提」で書かれたものだとか。実物は米沢市に行けば現物があるようですが、このようなものが残っていること自体が珍しいものだそうです。

米沢に行ったときの年齢も不明で、没年ですらはっきりしたことがわからない有名人というのも、ちょっと面白いかもしれません。ですが、歴史のメインストリートから外れていた人物で、このような調査ができて本になること自体が奇跡に近いことです。

ちょっと読むには面倒なところがありますが、戦国時代を生きてきた教養のある武人がどんな人物か興味のあるかたには、コミックとはまったく違う面が見られてショックを受けるかもしれない本でもあります。


タグ:前田慶次
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世紀のラブレター [200番台]


世紀のラブレター (新潮新書 272)

世紀のラブレター (新潮新書 272)

  • 作者: 梯 久美子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 新書



プライベートだからこそのエネルギーと情熱。

この本は、作家・政治家から特攻隊員まで、たくさんの人のラブレターが収められています。ラブレターは、見てほしい人は基本的にたったひとりだけですから、書き上げるためのエネルギーと情熱は非常に熱いものがあります。

固いイメージのある軍人が情熱的な文章を書き、明治の文豪がラブレターとは思えない、リズミカルな罵倒する姿は、実に不思議なモノです。今では携帯でメールをするなり、電話をするなりあっという間に相手に届いてしまいますが、手紙として書くこと(それも夜に書くこと)、そしてそれを翌日に出すという時間をかける行為は、一番人間らしい部分が出る行為なのかもしれません。

ちなみに、この本には昭和天皇と香淳皇后との清々しい手紙・短歌のやりとりも掲載されています。天皇家はそのようなプライベートに近い部分はなかなか表に出てきにくいところがあります。しかし、このおふたりの実に人間らしい、愛情のこもったやりとりがあったということが、天皇陛下も人であることを改めて実感させてくれるところでもあります。

そんなことがにじんでくるラブレターですが、まさか後世に広く出版されるとは思わないから書ける内容だとは思うのですが・・
タグ:ラブレター
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快人エジソン [200番台]


快人エジソン - 奇才は21世紀に甦る (日経ビジネス人文庫)

快人エジソン - 奇才は21世紀に甦る (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 和幸 浜田
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2000/11/07
  • メディア: 文庫



正しく伝えられていない偉人の話。

発明王エジソンの自伝です。エジソンの自伝と言えば、小学生の必読本のようなもので、「天才は1%のひらめきと99%の汗だ」などという名言が有名だったりします。ですが、この言葉はエジソンの言葉を正確に伝えていないということを知っている人は少ないと思います。本当の発言は、この本の中にありますので、気になる方はぜひ開いてみてください。

この名言以外にも、知らない話がたくさん出てきます。例えば、エジソンの研究所には日本人が働いていたこと。そして日本人との交流がたくさんあったことなどは、日本で出版されている自伝にはほとんど出てこない話です。日本人の交流と言っても、渋沢栄一とか、御木本幸吉などの名前が出てくるのですから、かなりの大物が実際に会ってたようです。

エジソンの発明は多種多彩ですが、交流を嫌っていて交流を使って電気椅子を作った話を知っている人はさすがに少ないでしょうし、晩年はオカルトに走ったようなところもあったようです。それでも、本人はかなり純粋に精神世界について研究していたようです。科学的に分析できると思って実験も繰り返していたのだとか。

日本の推薦図書的自伝では計り知れない、まさに偉人です。
タグ:エジソン
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湯川秀樹日記 [200番台]


湯川秀樹日記 昭和九年:中間子論への道 (朝日選書 836) (朝日選書 836)

湯川秀樹日記 昭和九年:中間子論への道 (朝日選書 836) (朝日選書 836)

  • 作者: 湯川 秀樹
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2007/12/07
  • メディア: 単行本



当時の博士は、専門以外にも詳しい、教養のある人だった。

これは、昭和9年の湯川秀樹博士の日記を本にまとめたものです。おそらくもっとも博士らしい博士だった人と言えますが、日記には研究の話だけではなくそれこそのちのノーベル賞学者も普通の人だったことを感じることができます。

当時大阪に住んでいたようですが、この年の室戸台風の上陸は「自分の住んでいるところはたいしたことがなかったのに、被害が大きくてびっくり」している様子が書かれていますし、博士の人の子、自分の子供が具合が悪いと言っては心配する様子も見られます。

もちろん研究は、最新の外国の研究者の論文を読んでいる様子も書かれているし、同僚とさまざまな研究について考えをぶつけ合っている様子も書かれています。

なにより気になったのは、この当時の日本の研究者は文化的な素養があったことを日記から読み取れるところです。湯川秀樹の最新の研究をしているのに芝居も見て小説も読んでと研究以外についても幅広くやっていることがわかります。最近の研究者は、専門以外は話にならない人が多いのに、当時の研究者の興味の広さには驚きます。

これからの日本には、こんな博士はもう出ないのでしょうか?
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「世界地図」の意外な読み方 [200番台]


「世界地図」の意外な読み方―ニュースの本音が見えてくる! (青春新書INTELLIGENCE)

「世界地図」の意外な読み方―ニュースの本音が見えてくる! (青春新書INTELLIGENCE)

  • 作者: 正井 泰夫
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2006/08
  • メディア: 新書



世界地図を見ながら、不思議を発見する。

この本は、世界地図からさまざまなモノを見つけようというものです。例えば、ヨーロッパにはあちこちに小国があります。有名なところではバチカン市国(カトリックの総本山)やサンマリノ、モナコなどがあります。ヨーロッパといえば領土争いに明け暮れていた時代があったと思いますが、なぜ侵略されなかったのでしょうか?その答えがこの本によると、小国を簡単に侵略すると他国から逆に攻撃する口実を与えてしまうので、生き残ったということらしいのです。ヨーロッパにはいくつも小国がありますが、裏事情があるんですね。

これ以外にも、国土を持たない人びとの話や、人工的に作られた首都(ワシントンDC、オーストラリアのキャンベラ)の、どのように決着したのか、なぜ直線の国境、州境があるのかなど、世界地図を見ながら改めて考えると不思議な話がキチンと説明がされています。

特に直線の境界線は、単純に支配していた大国の都合だけだというのはなかなかショッキングな話でした。もし手元に世界地図があるなら広げて見てください。アフリカ大陸の、砂漠のあたりの国境線は見事なまでに直線です。これがエチオピアのあたりは自然の地形に沿って国境が引かれています。これが、列強の綱引きだったとは思いませんでした。

そして一番微妙な話題が、中国の宗教の話です。中国には宗教がたくさんあります。仏教もキリスト教もイスラム教もすべて飲み込んでいるのですが、そのなかで唯一チベット仏教だけは目の仇にしているところがあります。これが聖火リレーのトラブルの原因でもありますが、2006年に出版されたこの本に、その理由も書かれています。2年前から今年の状況が予告されていたわけですが、改めて読んでみると、その複雑で微妙な話であることを実感します。まったくもって難しい国なのです。
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愛子さまと悠仁さま [200番台]

愛子さまと悠仁さま―本家のプリンセスと分家のプリンス (新潮新書 230)

愛子さまと悠仁さま―本家のプリンセスと分家のプリンス (新潮新書 230)

  • 作者: 大島 真生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/09
  • メディア: 新書

本家と分家じゃだいぶ違うみたいで。

いわゆる皇室モノの本です。皇太子家の愛子さま(本家のプリンセス)と、秋篠宮家の悠仁さま(分家のプリンス)についての立場の違いを中心に書かれたもので、ワイドショーのようなネタではなくその先の教育や結婚(さすがに早すぎるとは思いますが・笑)についての考察も書かれています。

このプリンセスとプリンスの、最大の違いは男の子と女の子ということ以上に、「本家」と「分家」という言葉に示されています。「本家」つまり皇太子家と、「分家」つまり秋篠宮家では、お金の管理(予算の出所が違う)から護衛などの配置(これまた分家はちょっと下に置かれているから人員そのものの人数が違う)などが分かりやすくかかれています。ちょうと悠仁さまが生まれる前後に「皇室典範」の改正問題が議論されていましたが、関係ないとばかり流していたのでこの本で具体的に何をどうしようというのかもよく分かりました。

何かあるたびにテレビに興味本位で取り上げられる皇室ですが、その裏にある悠久とも言える歴史があって今があります。その歴史の一端も知ることで、皇室という特別な世界の重みを感じさせます。

個人的には、皇室の人間じゃなくてよかったなが本音ですね。


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