SSブログ

岩手・宮城内陸地震 [こんなことを考えている]

今日の朝8時43分、岩手南部を震源地とする大きな地震がありました。

その時間はもう起きていたので、しっかり意識のある状態で地震と向き合うことになってしまいました。元々6月12日は宮城県沖地震から30周年ということでブログを書かなければと思っていたときに、実際に地震が起きてしまうというとんでもないことになってしまって・・・

今回の地震は、震源地が浅くそれでいてマグニチュードが結構大きいものでした。揺れている時間は体感でも相当長く感じるくらい揺れました。緊急地震速報は、テレビもラジオもつけていなかったので、それこそ予告なしに地震を食らった形になりました。私の住む場所の震度は5、感覚から行けば4ちょいだと思っていたのですが、それ以上の震度でした。

被害としては砂糖を入れていた器がひっくり返って床に砂糖がぶちまけたぐらいで済みましたが、ストロークの長い横揺れはさすがにタフなモノがあります。そしてこの最初の地震から何度も繰り返しやってくる余震は、それこそ船に乗っていてずーっと揺れている感じがします。今このブログを書いている間も余震がありましたが、「また来たな」ぐらいにしか感じない状況でもあります。

地震直後から状況が見えてくるにつれて、震源地に近いところの大規模な山崩れの衝撃的な映像も飛び込んできてやはり自身の持つエネルギーの凄まじさを改めて実感しています。

今日予定されていたKスタのプロ野球も、交通機関の状況が回復しないために史上初の地震による中止となりました。

今回は、比較的山間部に被害が集中していますが、人口が少ない場所であるために地震の規模のわりに被害が少ないように感じますが、これが人口密集地で発生したらどのくらいの被害になったのか想像ができません。宮城県は直前に予行演習をしていたようなものなので、逆にこのくらいで被害が済んだのかもしれません。となると、京テレビで見ているだけの地域の方々には、この実際の大変さが伝わるのかとても心配です。

最後に緊急地震速報について。

実は本震のあとに、一度だけ余震で緊急地震速報が発表されました。練習ではない、ぶっつけ本番の緊急地震速報は、はっきり言ってなんにもできません。せいぜい身構えるぐらいです。しかもこのときの速報は、今振り返るとその前にすでに余震が揺れてしまってから、発表された形でした。つまり、震源地と自分の場所の距離によっては本当に間に合わないのです。

おそらくまだまだ余震は続くでしょう。そして、だんだん地震にマヒしていく自分が、今一番恐れていることです。数年前に、宮城では震度5の3連発もありましたから、余震は本震より小さいなんて思い込みは持ってはいけないのです。


6月15日 追記

昨日、不謹慎とは思いつつ、災害伝言ダイヤルを最初の地震のあとに試してみました。一度でも体験しておけば今後につながると思って。実際に使っての、そしてまだ使ったことのない人への体験者からの注意点です。

災害伝言ダイヤルが開設された地域では、171をダイヤルしてメッセージを録音することができます。しかし、録音できるのは固定電話だけで、最初に携帯電話で171にダイヤルしたら「被災地の地域の録音を優先しているのでできません」の旨のメッセージが流れてメッセージを残すことができませんでした。ですから、携帯電話しか持っていなくてiモード版の災害伝言ダイヤルが使えない人は、メッセージを残せないことになります。

逆にメッセージを聞くことは携帯からでもできました。公衆電話も少なくなってきた状況で、携帯でメッセージを残せないとなると、まず固定電話がどこにあるかを探さなければならないという、別の問題があることは発見でした。
nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

ふしぎなお金地震の総括 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。