あのヒット商品のナマ企画書が見たい [600番台]
企画書の書き方を知りたい人は、これをまず読むべし。
企画書を書く仕事は、何度やっても大変です。できれば人の書いたものを参考にさせてほしいと思うわけですが、その参考になるものがこの中に入っています。
この本は、実際にヒットした商品の企画書の実物が紹介されています。紹介されているのは、古いのはムアツふとん(30年ぐらい前の企画書)から、エアコン(うるるとサララ)、パチンコ台、体組成計、ヘアコンタクトのような「モノ」から、自由が丘のスイーツフォレストやバンダイミュージアムのようなテーマパークまでカバーされています。
古いものから新しいものまでたくさん紹介されていますが、基本となる「わかりやすい」ということは共通していることがわかります。面白いところです。結局いかに分かりやすく書くか、これが企画書を書く秘訣ということなのでしょう。
それから、最後に企画書の書き方のポイントとして、パワーポイントの問題点がこれでも指摘されています。企画書とプレゼン(パワーポイント)はまったく違うものであるということは、ぜひ心に留めておきたいものです。