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人生はドロ沼の戦い、ではない [100番台]


人生はドロ沼の戦い、ではない

人生はドロ沼の戦い、ではない

  • 作者: スチュワート・ワイルド
  • 出版社/メーカー: ヴォイス
  • 発売日: 1993/02
  • メディア: 新書



あなたの周りにドロ沼の戦いをしている人はいませんか?

人生を生きていく上で、戦う局面はたくさんあるはずです。しかし、あきらかに無理な戦いや何に対して戦っているのか分からない人がいるのも事実です。今やっている仕事は、失業者の再就職支援の講師なので、見当違いな戦いをしている人にたくさん会います。何とこの人は戦っているのだろうと思っていたのですが、この本にその答えが書いていました。

このような人たちは、「誤努力の人」なのだそうです。努力をすることは必要なことです。努力をし続けることができるのもひとつの才能であると思っています。しかし、その方向性が間違っているとどうにもならないということに気がつかない人が「誤努力の人」ということになります。あなたの身の周りにこんな人はいませんか?

・めちゃくちゃ努力しまくってみせたら、人は立派な人間と思って尊敬してくれるんじゃないか?物凄い努力をしているように見えたら結果は関係ない(苦闘型・男女ともあり)
・自分自身としっくりいっていないので、まわりとうまくやっていくことができない。望んでいることが成功することではなく人に認めてもらうことだから、達成不可能な計画にもがき苦しむ誤努力をしてしまう(テロリストタイプ)

・わたしを認めてちょうだい、だって私偉いのよ、ホントは女神なんだから。それに男と同じくらい強いんだから(田○陽○をすぐに想像してしまった、女性)
・私ってなんにもできないつまらない人間なの。どうか助けて、お願いだから面倒見てちょうだい。そしたら私なんにもしないでいいんですもの(うらぶれた壁の花。最近男にもいそうな気がする)

このような人たちは、努力を間違った方向にしているだけで、考え方と方向をちょっと変えてやるだけでもっといい方に進めるはずです。もっとも、それができないから「誤努力家」なんですが・・

今からでも間に合います。この本を読んで間違ったエネルギーの使い方を軌道修正しませんか?まずは次の8つの項目に該当するものがないか、見直してみませんか?

・人に認めてもらおうとしすぎていないか
・「私は男と同じくらい強い」というゲームをしていないか
・まわりのひとに「かわいそうなわたし」を演じていないか
・頭にくる状況の中に、わざわざ踏みとどまっていないか
・本当に必要なものを買う以上に、お金を稼ごうとしてないか
・あなたは世界を、必要以上に「正そう」としてないか
・刺激を求めるあまり、わざわざストレスを生み出していないか
・「自分以外の自分」になろうとしていないか

下から3つめは、某国の大統領(個人的にJrと呼んでいる男)に聞かせてみたいものだ(笑)
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