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スパイのためのハンドブック [900番台]


スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79) (ハヤカワ文庫 NF 79) (ハヤカワ文庫 NF 79)

スパイのためのハンドブック (ハヤカワ文庫 NF 79) (ハヤカワ文庫 NF 79) (ハヤカワ文庫 NF 79)

  • 作者: ウォルフガング・ロッツ
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1982/03/30
  • メディア: 文庫



どこまで本当の話か分かりませんが・・・

これは、元スパイの伝記です。実際にイスラエルのモサドのスパイとしてエジプトで活動し、逮捕されて捕虜との交換で釈放されたという経歴を持っています。そんな元プロが、自分自身がどのようにスパイになったか、スパイになるためにどのような手順を踏んだか、そしてどのような教育を受けてどのような仕事をしていたかなどが事細かに説明されています。

スパイというとジェームス・ボンドが一番有名だと思いますが、実際のスパイはどうやらとても地味で難しい仕事のようです。例えば尾行の仕方などは、炎天下の街中で実際に指導員を気づかれないように尾行する訓練が繰り返し行われたことが書かれています。この他にも相手国に潜入しての活動の様子や、引退した後どのような生活をするかも教えてくれます。

とはいえ、この本分類上933に分類されています。これは英米文学の小説が分類されるところです。だからどこまで本当なのかは、読む人次第となりそうです。ただし、この本は、ソーシャルエンジニアリングのサンプルとして考えるととても参考になる本でもあります。
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